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わお!あと1時間ほどで、オリンピックの聖火リレーがスタートする。
ゆうべ、DVDで映画を見たら、そのあまりの素晴らしさに眠れなくなってしまって、
結局この時間まで夜明かししてしまった(^^;)
気が付くと、テレビ画面は中国の国旗で真っ赤っかだ。
私は別に、北京オリンピックを否定するつもりは更々ない。
それよりも、オリンピックによって中国国内に、
多くの人とモノと文化が、外の世界から怒涛のように押し寄せてくることによって、
彼らは、世界の、そして彼ら自身の本当の姿を学ばざるを得なくなると思う。
これは素晴らしいチャンスだ。
そして、海外(もちろん日本も含めて)で生活するたくさんの中国人たちも、
中国国内では味わえない「自由」の味が、これほど甘美なものであることを
実感しているに違いない。
ただ、事実は知っておくべきだと思う。
1950年の中国人民解放軍のチベット進入以来、
彼らがどんなにひどい事をチベットの人達にしてきたか。
もちろん日本だって人のことは言えない。
歴史の中のさまざまな場面で、たくさんの悲劇がある。
問題は、チベットでは今現在もそれが進行形だということだ。
昨年の夏にこの本を読んで、私は恐ろしさに何度も震えた。
ほんの一部分だけれど、抜粋しようと思う。
中国当局はチベット人夫婦に三人以上の子供を産まぬよう強制した。制限を守らなかったものは、”処理場”とギャンツェで呼ばれている医療施設に連れて行かれ、妊婦は胎児を堕ろさせられた。多くの女性は無理やり避妊させられ、最近チベットからやってきた婦人たちが粗末な銅製の避妊器具を子宮にはめられているのを私達は知った。人々が圧政に抗して立ち上がると、村ごと破壊しつくされ住民は虐殺され、残った何万というテント住まいの住民は全員投獄されたのである。そこで人々は最低の状態に置かれ、毎日の強制労働、夜遅くまで精神的拷問ともいえるつるし上げ批判を強いられ、飢餓的食料しか与えられなかった。~中略~そのうちの一人に、1950年代の私の主治医の一人であったテンズィン・チョドラク博士がいる。~中略~博士は1980年の暮れにやっと解放されダラムサラにやって来た。彼の恐るべき残虐な物語はとても信じられないものであった。20年以上にわたる監禁生活で、何度も飢え死にしかかった。彼と仲間たちは着ている衣服まで食べ、ある同房者は、一緒に病院にいたとき、飢えのあまり便器の排泄物にいたうじ虫まで洗って食べたという。
もっと知りたい方は、是非読んでいただきたい。
日本を含む世界の多くの国々が、侵略したりされたりしながら歴史を積み重ねてきた。
中国も様々な国に翻弄され、悲劇の歴史をたどってきた。
けれども、自分たちが犯している事実を見つめて欲しい。
ただ拳を振り上げて旗を振るのではなく……。